バンコク移住ブログ

2009年にバンコクに移住し、タイ人女性と結婚、娘たちと楽しく暮らしています。タイにまつわる情報をお届けします。

ダンス教室

今年の1月から3月までの間、娘たちがダンス教室に通っていた。

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YOUTUBEで当時流行りに流行っていたパナマダンスの動画を飽きもせず何度も繰り返し再生し、熱心にダンスをコピーしていた。
その中でも特に気に入っていたのが、バックに20人ほどのダンサーを従え満面の笑顔を振りまきながらパナマダンスを踊る女性の動画だった。
始めのうちは全く関心がなかったけれど、繰り返し再生されているうちに自分でも踊れるんじゃないかと錯覚するくらいだった。
 
その女性はプロのダンサーのようだったが、バックの人たちは特別上手なわけでなく、この動画のために即席で集められたように見えた。
しばらく関係性について考えているうちにバックの人達はダンス教室の生徒で、女性ダンサーは先生ではないかという疑問がわいてきた。
もしそうであれば娘たちも参加できるかもしれないと思った。
 
そう思って動画を観ていると最後にThe Inner Studioというテロップが挿入されていた。早速調べると、それはラチャダーピセーク通りのエスプラネードというショッピングモール内に入るダンス教室だと判明した。
 
 
授業は1回1時間、年齢毎にクラスが分けされており、娘たちは毎週土曜日の朝11時から、生徒の親には授業の前日までに、ダンスの曲とそれに合わせた服装がグループLINEで発信される。(例えば課題曲が恋するフォーチュンクッキーならスカートと白のブラウスで来てくださいとか)
 
授業は最初の30分くらいで先生に教わりながら振り付けを覚え、その後カメラマンが入りYOUTUBE用の動画を撮影する。
ダンスの技術を習得するというよりは、YOUTUBE動画に出演することが目的の多くを占めているような教室だった。
レッスン費用は1回500バーツくらいだったか決して安くはないと思ったがたいていの場合、ダンスが窮屈になるほどの生徒が集まっていた。
それに加えてYOUTUBEの登録者数も250万人、動画によっては再生回数1億回近くのものまである。おそらく、そちらからの収入も相当あるのではないだろうか。
世の中には賢い人がいるものだ。