バンコク移住ブログ

2009年にバンコクに移住し、タイ人女性と結婚、娘たちと楽しく暮らしています。タイにまつわる情報をお届けします。

U Beer

ビールはお好きですか? はい、僕は大好きです。

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日本ではスーパードライを愛飲していたけれど、ここタイのコンビニでも簡単に手に入るスーパードライはなぜかうまくなく、ほとんど飲むことはなくなっていた。
タイビールのメジャー銘柄は3つあるが、僕の好みは比較的癖のないLEO、次にちょっと癖のあるSINGHA、それらはタイに移住してから愛飲しており、日本ビールよりタイビールのほうがうまいのではないかと思っていた。
(もう一つのメジャー銘柄Changは変な?癖が僕の口に合わない)
 
1年半ほど前か、日系のスーパーマーケットMAXVALUでキリン一番搾りが販売されていた。どうやらタイでも生産を始めたようだった。日本でも結構飲んだはずだけど印象に残っていなかったし、スーパードライのこともあるので飲んでみようという気は起らなかった。
ある時、友人(タイ人)の家に招待され、どうせなら珍しいビールを手土産にしようと思い一番搾りを持参した。その時タイ人が5人いたけれど、口をそろえてLEOを超えるビールに初めて出会った、さすが日本のビールだと絶賛してくれた。
嬉しくなって改めて飲んでみると確かにタイビールとは違った風味があってタイビールに慣れきった僕の舌でもうまく感じた。それ以来スーパーで見つけるたびに買っていたけれど、他よりちょっと高く販売不振だったのか?そのうちタイでの生産終了のニュースを聞き、店頭から見かけなくなっていた。

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しかし最近、バンコクの日本食屋で一番搾りに再会し、すかさず注文したがやっぱりうまい、復活したのだろうか?しかしMAXVALUでは販売されておらず少し残念に感じていたところだが、
つい先日、あるビールを飲んで衝撃を受けた。
それは名前とパッケージを変え一番搾りが売り出されたのかと錯覚するほど一語一句同じ味がした。その名は
 
"U Beer"
 

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ボトルに目立つ黄色のUの文字(缶の画像ですみません)、コンビニでも販売中。しかもタイビールChangと同じで低価格。一番搾りをまねたのだろうか?SINGHA社の商品のようだが、作ってくれた人たちにありがとうと言いたい。
 
 

ダンス教室

今年の1月から3月までの間、娘たちがダンス教室に通っていた。

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YOUTUBEで当時流行りに流行っていたパナマダンスの動画を飽きもせず何度も繰り返し再生し、熱心にダンスをコピーしていた。
その中でも特に気に入っていたのが、バックに20人ほどのダンサーを従え満面の笑顔を振りまきながらパナマダンスを踊る女性の動画だった。
始めのうちは全く関心がなかったけれど、繰り返し再生されているうちに自分でも踊れるんじゃないかと錯覚するくらいだった。
 
その女性はプロのダンサーのようだったが、バックの人たちは特別上手なわけでなく、この動画のために即席で集められたように見えた。
しばらく関係性について考えているうちにバックの人達はダンス教室の生徒で、女性ダンサーは先生ではないかという疑問がわいてきた。
もしそうであれば娘たちも参加できるかもしれないと思った。
 
そう思って動画を観ていると最後にThe Inner Studioというテロップが挿入されていた。早速調べると、それはラチャダーピセーク通りのエスプラネードというショッピングモール内に入るダンス教室だと判明した。
 
 
授業は1回1時間、年齢毎にクラスが分けされており、娘たちは毎週土曜日の朝11時から、生徒の親には授業の前日までに、ダンスの曲とそれに合わせた服装がグループLINEで発信される。(例えば課題曲が恋するフォーチュンクッキーならスカートと白のブラウスで来てくださいとか)
 
授業は最初の30分くらいで先生に教わりながら振り付けを覚え、その後カメラマンが入りYOUTUBE用の動画を撮影する。
ダンスの技術を習得するというよりは、YOUTUBE動画に出演することが目的の多くを占めているような教室だった。
レッスン費用は1回500バーツくらいだったか決して安くはないと思ったがたいていの場合、ダンスが窮屈になるほどの生徒が集まっていた。
それに加えてYOUTUBEの登録者数も250万人、動画によっては再生回数1億回近くのものまである。おそらく、そちらからの収入も相当あるのではないだろうか。
世の中には賢い人がいるものだ。

スマートホーム計画

就寝前、長女の様子を伺いに彼女の部屋を訪ねると既に熟睡しているようだったが、バスルームの扉が少し開き、中から照明の光が漏れていた。
夜中、トイレに起きた時に部屋が真っ暗だと具合が悪いらしい。
 
寝室の照明はONかOFFか、中間がないので点灯させたまま寝るには明るすぎる、そこで彼女はバスルームの照明を点け、扉の開閉具合で明るさを調整していた。
小二にしてはよく考えたものだと感心したが、バスルームの照明は換気扇のスイッチとリンクしており、点灯させると換気扇も回ることになるのでエアコンの冷気の逃げ道になり効率が悪い。寝室の照明を何とかするべきで、平常時は明るく、就寝時は暗めに、簡単に明るさが調整できるような商品を探してみた。
 
タイのAMAZONことLazadaでの買い物が日常化している僕は素早くアプリを開け、電球コーナーを物色する。
 
"Smart LED Light Bulb, Works With Nest, Alexa, Google Home"
 
 
が目に留まる。
この電球を部屋の照明器具につけるだけでスマホのアプリから照明のON/OFFはもちろん明るさや色味の調整までできるようだ。
 
さらにタイトルの末尾にGoogle Homeと書かれているのを僕は見逃さなかった。そう、これはスマホから操れるだけでなく、Google Home(スマートスピーカー)を通して音声で操作できることを意味している。
 
 
我が家のリビングにはGoogle Homeが置いてあり、音声でテレビのON/OFFや"〇〇の動画を観せて"と発すとテレビでYOUTUBEの動画が再生されるよう設定しており、一番下の三歳の娘でも自分の観たい動画を再生することができ、常日頃から音声操作の便利さを感じていた。
 
先ほどのスマート電球とGoogle Homeの組み合わせで、"おやすみ"と発すと照明が薄暗くなるような設定ができるのではないか、1個490バーツと電球にしては安くはないが、そのような期待があって注文してみた。
この商品は中国からの輸入らしい。5日前に注文して今のところまだ到着していない。到着が待ち遠しい。

KIDDEEPASS

休日、娘達とどこで遊ぶか?公園や無料の施設で遊んでくれると助かるんだけど、暑かったり、すぐ飽きたり、なかなか僕の思うように楽しんでくれなかったりする。
どうしても、涼しくて遊具がいっぱいある場所=有料のプレイスペース系に行きたがる傾向にあり、月に2~3回は通っている。
まあ楽しそうに遊んでくれるので元を取った感はなくはないが娘3人+付き添いで親が1人か2人のチケット代がもう少しリーズナブルにならないものかと思っていた。
 
"KIDDEEPASS"それはFACEBOOK閲覧中に僕の目に触れた。4か月くらい前のことだ。
 
 
プレイスペース、ダンスやお絵かきなどの習い事、動物園などなど子供が喜ぶ施設のチケットが定価に対し20%ぐらい安くなるサービスだった。(施設によって割引率は変わる)
 

ホームページ

 
FACEBOOK
  
まずはスマホにKIDDEEPASSアプリをインストールしなければならない。
 
そしてアプリ内で登録したクレカあるいはデビットカードで2790バーツを支払い25Creditsを購入する。
以後、キャンセルするまでは月に一回、自動で25Creditsが購入される。(Creditsの有効期限は購入日より3か月間)
 
購入したCreditsを各施設のチケットと交換する仕組みで、チケットへの交換も同じくアプリ内で行い、施設ではスマホのチケット購入画面を見せればOK。(交換したチケットは交換後1ヶ月など施設ごとに有効期限あり)
 
休日に家族5人(105以下*1人+105以上*2人+保護者*2人)でゲートウェイエカマイのキッズーナへ行くとすると、
3.5 Credits *2 ->Child pass and Adult pass Weekend
2.0 Credits *1 ->Toddler pass Weekend
合計9 Creditsで1,004.4バーツ。定価だと1,240バーツなので19%の割引になる。
 
 
アプリのホーム画面からカテゴリや現在地などからキッズーナを探す。(お気に入り登録できる)

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ゲートウェイエカマイを選ぶ。

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チケットの種類を選ぶ

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購入する

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Creditを購入している=メンバー
購入していない=ノンメンバー
ノンメンバーも割引率は低いがが都度クレカ/デビットカードでチケット購入できる。
 
 
よいところ
  1. 割引がある
  2. 月の予算が明確になる(25Creditの範囲内で遊ぶようにしている)
  3. 一生遊べる程、施設数が充実している(大げさかもしれない)
 
特に複数子供を抱えておられる親にとってはありがたいのではないかと思う。
このサービスが末永く続いてくれることを願う。
 
 
 

子供部屋

小二の長女が友達の家に御呼ばれしたのをきっかけに自分の部屋が欲しいと言い出した。
その友達は双子で、自分たちの部屋に二段ベット置いて二人仲良く寝てるらしく、長女も二段ベット上段で寝たいようだった。
 
二段ベットにあこがれる気持ちはよくわかるけれど、どうせすぐ飽きるし、いずれ邪魔者扱いされるに決まっている、それにメインの寝室には既に彼女用のベットがあり、これ以上物を増やすとさらに家が狭くなるので我慢してもらった。
 
部屋を作るのはいいけど重たいベットを別部屋へ移動してやっぱり一人では寝れないことになりそうな気がしたので、まずはトライアルで2~3日別部屋に布団を敷いて1人で寝かせてみることにした。
 
すぐ音を上げるとの勝手な予想を覆し、まったく平気なようで、逆に
 
  1. 早く寝なさいと言われなくてすむ
  2. お父さんのいびきを聞かずにすむ
  3. 妹たちに気兼ねせず大の字に寝れる
 
彼女にとってメリットしかないようだった。
 
どちらかといえば、まだ彼女と一緒に寝たかったけれど、断る理由がなくなったのでいよいよ子供部屋を作ることにした。
 
妻はノリノリでIKEAのカタログを見ながらクローゼット、勉強机など子供部屋スターターキット的なアイテムを物色開始。僕はまず味気ない白壁にペンキを塗ることを提案した。
 
早速長女を連れて近所のHOMEPROへ。百色以上あるであろう色見本の中から彼女が指さしたのはきれいな空色、そこにはturquoiseと書かれていた。ペンキにもいろいろ種類があるらしく何の知識もない僕は、匂いがきつくなく、塗ったその日から部屋で寝れるからといって店員が勧めてくれたJOTUN社のmajestic perfect beauty & care 4リットル缶を言われるがままに購入した。
 

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 今回は6畳ほどの部屋の天井を除く側面4面を塗ることに。天井、エアコンや扉など塗りたくない箇所にマスキングする作業から始めた。
ここを丁寧にやるときれいに仕上がるとの情報通り、慎重にテープとかごみ袋でカバーしていく。
朝6時からはじめてマスキングが完了した頃にはすでに正午になっていた。
 
 

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ペンキ塗る前の段取りがこんなに大変だとは思ってなかったけれど、やっとペンキが塗れることにテンションが上がり、昼飯を食べることすら忘れ作業を続行する。
最初はマスキングテープとの境目から刷毛で丁寧に塗っていく。
一通り境目を塗り終えたら長女にバトンタッチすることに。
 

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落書きもしながら、彼女は刷毛で僕はローラーを使って白壁をどんどん空色に変えていく。
マスキングの地味な作業とは違い目に見えて部屋が変わっていくのが楽しいけれど、色むらを無くす為の2度塗りまで終えるにはさらに4時間程かかり、体力も限界に達し、4リットル缶の塗料はちょうど空になった。
 
10時間以上かかったけど、明るくかわいらしいまったく印象の違う部屋に仕上がり大満足だった。
 
日本ではマグネット塗料とか黒板塗料が販売されているようで、壁の一部を黒板化して落書きし放題にしてみようと思う。子供部屋づくりもなかなか悪くない。

がんの恐怖

メラノーマってご存知ですか?僕はつい先週その言葉知りました。
 
仕事から帰宅し風呂に入る前の小便中、自分の性器に黒い物体が見えた、
なんだろう?と思って明るいところでじっくり観察すると性器の根本付近に直径5~6mmの黒いシミが、しかも1つでなく1,2…、ぱっと見4つを発見。
シミを触ってみると表面は皮膚から盛り上がってごつごつしてる。ただの汚れか?と思ってタオルで拭いてみても落ちない、痛みもかゆみも無いので、いつからできてたのか分からないし、心当たりもないのでまずは”男性器 黒いシミ”を軽い気持ちでGoogle検索してみた。
 
しかし検索結果を見て愕然、そこには陰茎がんや皮膚がんなどのいかにもやばそうなワードが並んでおり、同じようなシミ画像の説明文には  悪性黒色腫( メラノーマ )、非常に悪性な皮膚がんの1つの病名ですと書かれていた。
 

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一気に血の気が失せていくのがわかり、死が迫っているかもしれないと思い始め何もかも手につかなくなる。
すぐにでも検査してもらいたい気持ちと、検査で死が確定するのが怖く、先延ばしにしたい気持ちが入り混じる。
不安すぎて黙っていられなくなり妻に打ち明けた。妻は一通り調べ終えて、それは性病の類ではないか?と主張したが、そもそも覚えがないし、さっき見たメラノーマ画像と全く同じに見えるためがんへの不安は柔らがず、ネガティブな想像のなか寝れないまま朝を迎える。
 
日本語で説明してもらいたいと思い、スクムビットのサミティーベート病院で診察してもらうことにする。
 

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皮膚科がある5階までエレベーターで上がる間に緊張が高まる。
死刑宣告の瞬間を想像し怖気づき、少しでも長く待たされるといいのにと思っていたけど、それほど混みあっておらずあっさり診察室へ。
 
60歳くらいの女医にこれまでの経緯を話した後、ベッドへ移動しシミをじっくり観察、僕は女医の表情からいち早く病状を察知するべく彼女を監視する。
一通り観察を終えると顔お上げその女医は確信に満ちた顔で ”これはイボです。”と言った。”いいえ、これはイボではありません”と言いたかったけど、ズボンをはくことが先決だった。
 
再度問診の態勢になりイボって何ですか?と聞くと女医はスマホのGoogle翻訳の画面を見せ ”尖圭コンジローマ”と言った。いやいやいや、僕はGoogle先生で調べた証拠写真もある、これはイボではなくメラノーマでしょと女医に詰め寄ったが彼女に笑って一蹴された、
 
"メラノーマがこんなに多数あればあなたは既に死にかけよ、長くてあと半年ね。それにイボの表面がごつごつしてるでしょ、これはメラノーマじゃないわ。"
 
ここまで断言されやっと信じられるようになった。また女医はイボはレーザーで切除しなければならないと断言した。死なずに済んで安心したけど、レーザー切除なる次の不安が押し寄せる。付き添ってくれた妻が、
 
"レーザーって痛らしいよ"
 
と追い打ちをかけてくる。30分くらい待たされ、看護師さんに麻酔クリームをイボ周辺に塗布してもらい、麻酔が効くまでさらに1時間待機、麻酔が効いてきたころ女医がそろそろ始めましょうと言いながら部屋に入ってきた。
タオルで目をふさがれ、注射します、少し痛いですよーと言われ周辺に何か所か注射されたが、ほとんど痛みはなかった。
 
いよいよレーザーの機械に電源が入りグオーというドライヤ音が室内に鳴り響く、男性器付近を何かされてる感覚はあるけど、痛みはほとんど感じず30分ぐらい経過した頃無事完了した。
 

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全部で9個切除しました(切ったイボを)見ますか?と言われたけど、勇気がなく大丈夫ですとお断りした。
 
会計は13,912THB、死を覚悟していたからかすんなり受け入れられた。
 

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たった一晩だけど死の恐怖を味わったおかげで、生きることのありがたみを感じた。多額の保険をかけとけばよかったとか、妻にやさしくしとけばよかったとか随分の後悔があった。幸い平常に戻った今、少しは実行していこうと思う。

はじめて

タイに移住して10年、ブログを始めてみようと思った。

タイ人と結婚して子供が3人いて家と車があって日系企業で働いている。

 書いてみても実に平凡だし、当然平凡な文章しか書けないはずだけど

 どんなことが書けるのか、とりあえず始めて見る。

 いつかお役に立てるような記事が書けると信じて。