バンコク移住ブログ

2009年にバンコクに移住し、タイ人女性と結婚、娘たちと楽しく暮らしています。タイにまつわる情報をお届けします。

LTF

タイの個人所得税の支払額を少しでも減らす目的で3年前からカシコン銀行のLTF(Long-Term Equity Fund)を購入している。他に生命保険もかけているので随分と節税しているつもりだ。

 

LTFは税控除対象の年収の15%を目標に購入しているが、LTFを購入しなかったのと比べると3%税金の支払額が少なくなる。

さらに、銘柄にもよるけれど、年1回もしくは2回の配当金がでる。昨年は3月ごろに3.5万バーツが配当金として銀行口座に振り込まれていた。

 

ビザ更新の都合で、毎年、1月半ばまでに前年の確定申告を済まさなければならないが、その時に必要なLTFの税控除に使用する証書は通常1月末ごろに郵送されてくる。

 

それでは間に合わない場合、事前に入手するには申請書をカシコン銀行宛に送付することで対応してもらえる。(PDFファイルをメールで送ってもらえる。)尚今年は、1月14日に証書が入手でき、カシコンの行員はこれが最速だと断言した。

もし購入を検討の方で確定申告を年明け早々にしなければならない方の参考に申請書を受け付けてくれる連絡先を貼っておく。(日本語不可、英語可)

 

KASIKORN ASSET MANAGEMENT Co.,Ltd
Tel. 02-6733888 Fax. 02-6733988

E-mail :ka.customer@kasikornasset.com

Business time : 8.30 - 17.00 (Mon-Fri)

 

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certificate of LTF to express

 

 

 

十年一昔

2009年2月3日、僕はスーツケース一つでタイにやって来た。これから始まる新しい生活や職場には若干不安があったけれど、それよりも念願かないタイにずーっといれる喜びが勝っていた。

 

10年たった今、当時を思い返そうと思い、アルバムをめくってみる。スマホなどなかった時代なので写真もそれほど多く残っていないが、そこには今より10歳若く、十数キロやせた僕がテンション高めのポーズをとっている。

 

初めに借りたオンヌットのアパートでとったの写真、ここで彼女(現妻)と同棲をした、狭くキッチンもバスタブもなにもなかった、テレビは据え置きではなかったので自ら購入したSAMSUNG製だった。保証期間を数日過ぎた時、突如として映像が映らなくなった。確か液晶を交換するのに1万バーツかかると言われた気がする。後日特別対応してくれるとのことで、新型に5000バーツで交換できると言ってきた。もう絶対SAMSUNGは買うまいと思っていたけれど、新品を買うよりかはずいぶん安かったので交換してもらった、そんないわくつきのテレビは今も寝室で使っている。

 

ソンクランのシーロムで顔を真っ白に塗られた写真を見て即座に、帰途のBTS車内で痛烈な腹痛と便意を催し、我慢できずNANAで途中下車し、近くのホテルの便所に駆け込んだ記憶がよみがえる。

 

もうあの頃のワクワク感はないけれど、タイに来てよかったとしみじみ思う。

 

 

続Broadlink RM Mini 3

先日、スマホからエアコンとテレビが操作できるようになったとご報告した。今回はその続き。

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寝室で試験的に設置したBroadlink RM Mini 3をGoogle homeがあるリビングへ移動した。現状リビングでリモコン操作している機器はテレビ(SAMSUNG製)、エアコン(LG製)、天井ファン(不明)、お掃除ロボット(SAMSUNG製)、それらを、Google home経由で音声操作したいと考えた。まずは先回同様、スマホから各機器を操作できるように設定する、手慣れてきたせいか10分で完了。
次に、エアコンから音声操作に挑戦する。
ihc(Broadlink RM Mini 3用のスマホアプリ)のシーンという項目に
"エアコンの電源をオン"とというスイッチを作る。
次にGoogle homeアプリのルーティンで"エアコンをつけて"と発すと、"エアコンの電源をオン"するように設定する。
さて、いよいよ緊張の一瞬、"ねえGoogle エアコンつけて" と発し、1秒後、ピッというリモコン音とともにエアコンが動き始める。感動的だった。
同じ要領で他の機器の設定も済ませ、電源オン/オフ、エアコンの温度上げ/下げが音声操作可能となった。さらに、"行ってきます"と発すと、テレビ、エアコン、天井ファンの電源をオフし、お掃除ロボットを稼働させる。"ただいま"でその逆を設定した。
今までGoogle homeを音楽、ニュースを聴く、Youtubeを見ることに使っていたが、Broadlink RM Mini 3のおかげで更に、家電操作ができるようになり、ますますスマートホーム化に興味がわいた。次は照明を何とかしたいと思う。

シャドーボックス

長女の誕生日の誕生日が近い。次で8歳を迎える。すっかり大きくなり2人の妹の頼れるお姉ちゃんになった。
8年前の今頃、初めての子供の誕生を前に緊張し、生まれたその瞬間の何とも言えない気持ち、この子のためにどんなことも頑張ろうと思ったのは覚えている。
 
ところで、毎年の誕生日プレゼントには頭を悩ませる。もうおもちゃを欲しがる歳でもないが、キラキラのアクセサリーには早すぎる。去年は登校用にちょっと洒落た黒い靴をプレゼントしたが、活発すぎたのか1ヶ月もたたず靴裏がめくれてきて悲しい思いをした。さて今年はどうしようか妻に相談したところ、彼女に考えがあるという。
長女が赤ちゃんだったころに使っていた服や靴など思い出の品を額に入れたシャドーボックスがいいのではないかと提案してきた。僕はそれがどのようなものか想像できなかったけれど、彼女は自信たっぷりに絶対喜ばれるんだからと断言した。
妻は絵や裁縫、ハンドクラフトなどを得意とする。僕はその分野に関して全く彼女に歯が立たないので、すべてを任せることにした。
 

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IKEAの額にクローゼットの奥にしまっていた帽子と靴、生まれた日の京都新聞、エコー写真と生まれてたての写真、誕生時刻を指した時計を入れた。配置や飾りつけは僕が手を出すといささか芸術的になりすぎるので自重した。
仕上がったシャドーボックスはその当時の気持ちを蘇らせてくれ、胸が熱くなる。親の自己満足かもしれないがこんなプレゼントもありだと思う。

Slingbox

日本のテレビを見ていますか?
 
僕がタイに来た2009年、既に日本のテレビが見れるサービスはあっただろうか?
 
確かそういうサービスを使い始めたのは2011年になってからだ。
 
しかもリアルタイム視聴ではなく、1週間に1度、2,3週間遅れのテレビ番組が外付けのハードディスクに入って配達された。確か1ヶ月1500バーツだったと記憶する。
それでもありがたいサービスだったが、忙しくて全く視聴せぬまま返却期日を迎えることもあり、もったいなく感じることもあった。
それにスポーツ観戦やニュース番組など、リアルタイムで観たいという気持ちが強くなっていた、2015年末のことだ。
 
いろいろ調べているうちにSlingboxという機器の存在を知る。Slingboxを日本の実家に設置すればタイでも実家と同じ条件でインターネット経由のテレビ番組が見れるというものだった。

 

Sling Media Slingbox M1 HDMIセット スリングボックス SMSBM1H121

Sling Media Slingbox M1 HDMIセット スリングボックス SMSBM1H121

 

 

SlingboxはAmazonで購入し実家に送っておいた、32,181円だった。2016年の正月、実家に帰省するタイミングでほとんど使われていなかったテレビに設置した。

実際Slingboxはレコーダーと直接接続しなければならない。(プラスWifi環境)従ってタイから視聴中は、レコーダーの電源が入ることになり、チャンネルを変えたり、録画もできる。テレビはともかく、Slingbox専用のレコーダーは必要になる。
 
物理的な接続が終わると、PC、スマホともに専用のSlingplayerアプリが存在する。アプリに従い設定するだけなのでそこは難しくはなかった。
 

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タイに帰ってきて必要なものは、ネット環境と視聴するためのパソコン・スマホなどの機器のみ、共に繋げてみたが、快適にテレビ番組を視聴することができ感動した。
これまで特に問題もないし、一度も実家の設置状態を触っていない。非常に満足している。その後、視聴スタイルを試行錯誤して、今に至るがそれはまた別の機会に紹介したいと思う。とにかく、日本のテレビがタイで快適に視聴できたことは間違いない。

Broadlink RM Mini 3

以前、我が家のスマートホーム計画について書いた。
その第一弾が、中国から海を渡りバンコクの自宅に到着した。Lazadaで注文してから9日後のことだ。
Broadlink RM Mini 3、それは次世代型学習リモコンだ。

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何ができるかというと、エアコン、テレビ、照明器具など赤外線リモコンを使って操作していた電気製品がスマホから操作できる。
さらに、Google homeと組み合わせると、"エアコン点けて"や"テレビ消して"のように音声操作ができる。次世代に恥じない機能だ。
 
これほど次世代感がある商品にもかかわらず、Lazadaの送料込みでたったの440バーツだ。
この商品、日本でもeRemote miniという名前で販売されAmazonでは6,280円だった。

 

Amazon eRemote mini

色は黒と白の違いのみだが、価格は大きく違う。タイにからであればLazadaの黒一択ではないか。 

 

設定はスマホにインストールしたアプリIHC(inteligent home center)で行う、まずは エアコンとテレビをスマホから操作できるように設定した。
 
エアコンは5年前のLG、テレビは10年前のSAMSUNGだが、どちらもアプリ内でメーカー選択するだけで、半自動的に簡単に設定してくれた。
 
開封からたった15分で両操作ができるようになった。タイマーでエアコンなどをON/OFF操作する機能もあり、毎日規則正しく生きている僕にとっては使える機能だった。
さらに自宅外からも、設定済電気製品を操作できるらしい。
らしいというのは、その機能に関してはまだうまくいっていない。
外からも自宅にいるのと同じ要領でスマホからエアコンの電源をON/OFFさせてみたが、全く反応しなかった。(妻から電話でエアコンが何の反応もしなかったことを聞かされた。)
 
まだ触って1時間足らず、Google homeとの連携、外からの操作が課題として残る、続きの作業が楽しみだ。

IDカード

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僕が日本にいた頃、身分証明書と言えば運転免許所か健康保険証だった。それさえあれば銀行口座、クレジットカード、レンタルビデオショップなんでも作れた。
ここタイでそれらの変わりはパスポートとワークパーミットだ。パスポートはルール上、常に携帯する必要があるが、携帯するには大きく、紛失のリスクもあるので通常は家か職場に保管している。
一方タイ国籍者の場合、IDカードは15歳から強制取得、かつ携帯が義務付けられている。長女はまだ7歳なので先のことかと思っていたが、7歳から取得可能らしく、同級生ですでに取得している友達もいるようだった。7歳でそれが必要か?子供の間、出生証明書で多くのことは代用ができるし、特にメリットはないように思うが妻は取るべきだと断言する。銀行口座だって作れるようになるのよと彼女は言うけれど、まあ15歳まで待ったって特に支障もないような気がしたが、取得現場を見てみたい気持ちもあり区内の役場まで同行することにした。
りっぱな建物で、館内は日本の役場と同じで役場的空気が流れていたが、日本のそれよりは遥かに緩く、職員の横にはその職員の子供であろう人物がスマホゲームで遊んでいたり、館内で走り回る子がいたり、写真撮影も全く注意されることはなかった。

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書類に必要事項を書いて、指紋採取して、証明写真撮影後すぐIDカードが発行された。到着から56分ですべて終了したことを思うと、手際も悪くなかったのではないかと思う。

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発行後のカードは妻が責任をもって家に保管する。今後、取っておいてよかったと思える事象が発生することを願う。